SGウイナー池田浩二をまくった三重の新鋭が、徳山に初参戦する。130期の中山翔太(19=三重)は、デビューから1年足らずで5勝を挙げている。特に2月の宮島一般戦では、池田が3枠に陣取るレースで大外から豪快にまくった。

最近は宮島、江戸川、徳山と初体験の水面続き。「江戸川は苦戦したけど、今回は少しでもいい結果を残したいです」と気を引き締めた。

スタートに関しては「まだ何とも言えません」と慎重だが、機力は悪くなさそうだ。初日は10R6枠の1走。旋回も徐々に磨きをかけているだけに、宮島の時のような存在感を放つ可能性を秘めている。