小坂尚哉(36=兵庫)が逃げ切りで2節連続、今年2度目の優勝を飾った。

4枠大神の前付けで深い進入となり「緊張した」と言いながらも、スタートに集中した。「先に回ることだけを考えていました」。バックでは2枠竹井に迫られたが、伸びがいい2号機を武器に突き放した。

「前検でもらった時からいいエンジンだと思ったし、チャンスあるなと思っていた」。前節、若松に次ぐ連続優勝はその時から意識していた。芦屋では18年12月以来の優勝となり、九州のナイター場からモーニング場の連続V達成。最後まで笑みが絶えなかった。