15日、スタートラインに対し向かい風7メートルのコンディションの中、優勝戦が行われた。

スタート展示は枠なりだったが、本番ピットアウトから6枠の秋元哲(34=埼玉)が飛び出し3コースを主張。さらに秋元はカドへと引っ張り、スロー12、ダッシュ6345の並びとなった。スタートは5コースとなった小澤和也がコンマ01のフライング。秋元は3コースのカドからコンマ09のスタートを決め一気にまくった。おととし12月以来、22度目の優勝を飾った秋元は「足落ちは覚悟でピット離れを求めた。内堀さんが早めに引いてくれたのでカドを選択した。舟足は劣勢だったが優勝できたので自信になる」と語った。

なお、2着には1枠の佐藤翼、3着には3号艇内堀学が入り波乱の結末となった。