最高峰の舞台で活躍する弟子の頑張りに、師匠が西の水面で燃えた。

準優9R、1枠の平石和男(56=埼玉)が逆転で優出一番乗りを決めた。1Mは竹井奈美のまくりに握って抵抗して流れたため、高浜芳久に差されたが、2周1Mで差し返して白星をつかみとった。

18日は、平和島SGクラシックで弟子の浜崎直矢が、SG初勝利を飾った。「うれしいねえ。最近はエンジン出しも、しっかりしているし、やれると思っていた」。師弟出場はならなかったが、「もう、おっさんはいいよ」と謙遜した。

ファイナルは2枠発進。1枠吉川元浩は節一クラスだが、出足の切れ味は負けていない。昨年6月の当地一般戦は低調機に苦しみ、3連単に絡めなかった。この借りは、19年6月宮島一般戦以来の優勝を決めて倍返しだ。