加藤政彦(38=東京)が、2日目9Rで3着に入り、オール3連対をキープ中だ。

4月30日が締め切りだった2023年後期適用勝率は6・16。A1級のボーダーぎりぎりに勝率を押し上げて、7月からA1級へ返り咲いた。

「何とかね…。(来期A1級に)なれたからには頑張りたいと思います。スタートが安定しているから(A1級が)取れた気がします」。スタート力に、むらがなかったことがA1級復帰の大きな原動力となった。

そして、好走実績が多い江戸川にも感謝しきりだ。「A1級取れたのも)江戸川のおかげもあるので。しっかり江戸川で頑張りたい。わりかし江戸川は相性がいいので、うまく調整を合わせながら、何とか平常心で、ですね」と今節の抱負を述べた。これまで、9度も江戸川で優出しながら、なぜか優勝がないだけに、来期A1級をキープできた今回こそ、優勝の期待もかかる。

駆る11号機の舟足は「安定板が外れて反応は良くはなったかな、って感じです。乗り心地も体感も、何か初日日よりいいのかな…。ペラはちょびっとやったくらい。また、ちょびっとペラ調整ですね」と微調整で臨む予定。

3日目は2&10Rの2回乗り。安定感あるスタート力を駆使して、オール3連対キープを目指す。