ルーキー132期の尾道佳諭(23=埼玉)が、初日1R6枠でデビュー戦を迎える。

初めての相棒に決まった61号機は、複勝率が3番目に高い45・2%。「乗りやすさ、伸びは感じられましたし、起こしもいつもより良かった」と好感触を実感できた。

父親の影響で小学生からヨットに励み、早稲田大では全日本インカレ優勝、世界選手権にも複数回出場したという。「ヨットは風を読むスポーツなので」。ボートレースも風の影響を受ける競技。その下地は備わっている。

それでも、まだ新人。「フライングはせずに、無事故でレースに参加して完走できるように。水神祭(1着)は早く挙げたいですけど、体重が重いので落としたい」。まずは完走を心がけながら、プロレーサーの第1歩を歩む。