12Rで優勝戦が行われ、水摩敦(36=福岡)が逃げを決め、21年12月の徳山一般戦以来、今年初優勝を飾った。

進入はオールスローになり、100メートルより深い起こしになったが、コンマ07の踏み込みを決めて先に回ると、他の追随を許さなかった。「久々に若松で初日から感じが良かった。エンジンが優秀だったので、自分の形にペラをたたいてから大きなことはしていません」と、45号機に感謝していた。

GW特選は08年5月に、デビュー初優勝を決めたシリーズだったが、15年ぶり2度目の制覇、若松では通算7度目の優勝となった。「自分の初優勝がそれ(GW特選)だったので、良かったです」と振り返った。今後の抱負を問われると、「毎日変わることなく、自分ができることをして、結果がついてきたらいいと思っています」と語った。次節は9日からの児島G1開設71周年に出場予定だ。