馬場貴也(39=滋賀)が12R優勝戦を逃げ切り、3月常滑以来、今年3度目の優勝を飾った。

進入は枠なり3対3。コンマ14のトップスタートを決めて、1Mを先制。2コースジカまくりの丸野一樹、大外からまくり差す上田洋平を突き放した。2着は2Mでさばいた松山将吾、沢田尚也が3着に入った。「気温が上がって回転を合わせるのが難しかったけど、ベストの状態で臨めた。風も強弱あったが、いいスタートが行けた」と納得の表情。最強支部長の威厳を見せた。

2~3月は準優を逃す節もあったが、地元びわこでリズムを立て直した。「この優勝をきっかけに、グランプリへ向けていいリズムでいけると思う」と、照準を年末に定めた。

地元で絶好の勢いをつけた馬場が次節、平和島G1周年(19日~)からはG1、SG戦線へ臨む。