鈴谷一平(28=兵庫)は準優10Rでセンターからまくり差し。先行した藤岡俊介を差し切ったかと思われたが、藤岡の立ち回りがうまく、2着までとなった。「1Mは決まったと思ったけど、藤岡さんにいいターンをされました」と脱帽。ただ、仕上がりは良好で「伸びは展示タイムくらいはあるし、回ってからもいい。スリット付近や出足には余裕があります。微調整で行く」と手応え十分だ。

来期(7月以降)はA1級昇格を決めている。「記念にいくようになれば、メンバーもすごくなる。そのためにもしっかり走りたい。ぶつかるだけ。ジャイアントキリングを狙います」と不敵の笑みを浮かべた。優勝戦は4枠。1枠の吉川元浩に対して全力でぶつかる。