5枠坪井康晴(45=静岡)が、6コースからのまくり差しで今年初優勝を決めた。

展示はオールスロー。本番は早々と6コースに向かったが、2枠谷野錬志もダッシュに回った。カド5コースからスタートを決めた谷野のまくりに乗って、冷静に1Mを差し抜けた。「大神康司さんが来て、深くなるようなら単騎(がまし)も考えていたが…。ちょっと重かったけど、足の仕上がりは良かったですね」と会心のレースを振り返った。

「(優勝できて)良かった」と、表彰式の後はいそいそと帰路についた。