地元の南彩寧(20=兵庫)が初日5Rで、田上凜(21=大阪)が初日6Rでデビューしたが、ともに見せ場はなく6着に終わった。

レース後にはデビューセレモニーが行われて、尼崎市より、尼崎ボートキャラクターのピンクル人形が贈呈された。南は「スタートで放りました。先輩にこのペラはきれいにたたいてあると言われたので、ペラはたたかずに行きました。乗りやすかったですね。でも、スタートを放ってしまいました。コンマ20でもいいので、今度は全速でスタートが決められるようにしたい」と、課題をクリアしていく構え。

一方、田上も「そのまま乗りましたが、自分には合っていない感じ。乗りにくさがあります。足は緊張してよく分からなかったけど、伸びはないかもしれません。まずは無事故で走ることができて安心したけど、いいスタートが行けなかったので、だんだん悔しい気持ちになりました」と、反省しきりの様子だった。レーサーとして第1歩を踏み出したが、2日目は南が2、6R(2走とも6枠)。田上は5R(6枠)に出走する。