128期生の鰐部太空海(21=愛知)が、2日目7Rで貴重な3着を奪った。道中はひたむきに前を追い、着順を上げた。「これは大きいです。足も普通になりました。乗りやすさもあった」。52号機の素性は平凡ながら、快調な中山雄太のアドバイスも利き、パワーが上昇に転じた。

昨年の夏場にいったん枠なりに入ったが、方向転換。「師匠の本多宏和さんと相談して、今は4から6コースでやり直してます。そこでA級を目指そうと」。デビュー5期目に入ったが、初心に帰り、ダッシュ戦で、さばきに磨きをかける。