予選ラストの6R、2枠小芦るり華(25=佐賀)が、白星で締めくくり、5位通過を決めた。

ピット離れで飛び出すと、1枠中沢宏奈のインを奪取。コンマ18の踏み込みを決めると先マイを敢行し、宇野弥生らの攻めを振り切った。後半の12R一般戦もインから堂々と逃げ切り、仕上がりの良さを披露した。「自分好みでいい乗り心地をしている。回り足が進んでいるし、行き足もいい」と満足している。

ピット離れに関しても、「自分が求めている部分の中で、謎にピット離れが来ている。気象条件とか自分のタイミングで飛ぶか飛ばないか」とやや首をひねる。準優11Rは2枠、舟足もいいが、ピット離れで飛び出して再びインを奪えば、主導権を奪えるだけに、目が離せない存在だ。