ホーム追い風3メートルのコンディションの中、12Rで優勝戦が行われた。

進入は展示、本番ともに枠なりの3対3。前田滉(23=愛知)が、インからコンマ09のトップスタートで、他を全く寄せ付けず逃げ切った。今年2度目、通算5度目の優勝となり、インからの優勝は初めてだった。

1枠での優出は2度目で、1度目は3月の戸田だった。その時は前付けなどもあり3着と敗れていたが、およそ2カ月でリベンジ成功。前田は「スタートは少し早いかと思ったが、いい調整ができたと思う。今回はリベンジをしたいと思って入った。予選トップ通過から逃げての優勝が目標だったので、達成できてうれしい。ウイニングランは風が気持ち良かった。今後は上の舞台でも活躍できるように頑張りたい」と、爽やかに語った。

なお、2着は飯山泰、3着は中山雄太が入った。