寺島吉彦(37=東京)は3日目1Rで2枠、7Rが1枠と内枠デーを迎える。予選も残すところ2日間だけに、巻き返しを図る1日となる。

2日目7Rは4コースから好スタートを決め、1周1Mは一気にまくり態勢。攻め切ったかと思えたが、イン前田聖文に合わされ、2着争いとなった。松田祐季が猛然と追い上げ、最後は逆転を許し、悔しい3着で2日目を終えた。

「かかりが駄目ですね。エンジン本体メインで調整してみたんですが…。求めるところは、かかりです。今のところは道中も展開をうまくできないですね。ターンごとに乗りづらい? はい、そうですね」。ターン回りが良くない仕上がりでは、道中で競る形だと厳しかった。

ただ、直線系は目立っている。「伸びはいいんですが、後伸びですね。それがもう少し手前に持ってくれば…。ペラでもうちょい回転を上げる形ですね。だいぶ、回転は上げていったつもりも、まだ足りない」。回転をさらに上げて、ほど良い伸びと、ターン系が来れば、駆る70号機は十分、戦えそう。

3日目は枠有利に運んでポイントを稼げれば、4日目の予選最終日へとつながる。寺島の走りに注目だ。