勝負駆けだった中野次郎(41=東京)が、1Rを大外6コースから差し切り、準優10R3枠をゲットした。

「地元で勝負駆けの1走が1Rでびっくりしました。勝てて良かった」と、まずはほっとした表情。エースと呼ばれる69号機は、しかも正月シリーズ以来、2度目のコンビで今節の予選突破はノルマだった。そして「このエンジンは(回転を)止めなきゃいけないことが分かった」と、調整をついに手の内に入れた。「スタートは行けます。展示タイムが出ていたら、伸び寄りにしたということ。見ていてください」。優出へ、気合を入れ直した。