地元の藤原早菜(22=岡山)は1R3枠、デビューから約1年11カ月、出走回数335走目にして、初勝利をゲット。水神祭が行われ、ファンや地元選手に祝福された。

3コースからのまくり差しだった。初めて先行したが、緊張せずに走れたという。「いつも練習の時に1着を走っていて、これ本当に本番? 練習してるのかなって思いましたね」。

パートナーの45号機については「調整が間に合いましたね。足は良さそうな感じです」と、前検にもらってすぐ、ペラ調整をしたのが功を奏したようだ。

次の目標については「目標というより、1着はまぐれではないというのを証明したいです。ちゃんと取れることを」と実力があることをファンに知ってほしい様子だった。「どのコースに入ってもちゃんと連に絡められるとか、負けても見てて、見られるレースがしたいです」と前向きなコメントを残した。