準優12Rで予選トップ通過の今井裕梨が2着に敗れ、11Rを逃げた小野生奈(34=福岡)にファイナル1枠が巡ってきた。

まさにラストチャンスをつかむ。3月末に産休明けから復帰。5月いっぱいが選考期間のレディースチャンピオン出場へ、勝率は足りていても出走回数が足りていなかった。

しかし、今節を優勝すれば出走回数に関係なく、優先出場権を獲得できる。「まだ体調も万全ではないし、走れることに満足してました。出られるならもちろん出たい。まずは優勝戦に集中です」。

足も日増しに上昇してきた。気合の逃げで一発ツモを決める。