前田翔(23=愛知)が5日目の準優10R、3コースから内2艇の間を素早く突いて、インの同期中島秀治を破った。びわこでは初の優出を決めた。

精鋭がそろう愛知支部の若手でも兄篤哉、弟滉、そして翔と前田3兄弟は、特に期待がかけられている。兄弟で登録番号順は一番下だが、翔も22年10月浜名湖でデビュー初優勝を飾り、7月からは初のA1級昇級と実績を積んでいる。兄、弟に近づくためにも、気合が入る。

優勝戦は、準優と同じ3枠。1枠の堀之内紀代子は節一級のパワーを見せるが、隙を突いて自身2度目の優勝を狙う。