132期の嘉手苅徹哉(かでかる・てつや、24=福岡)と藤森拓海(18=福岡)が、デビュー戦を迎える。

沖縄出身の嘉手苅は、複勝率35・5%の33号機を手にした。ボートレースを実際に観戦したのは、合格してから1度のみ。「全部が新鮮。緊張でいっぱいだけど、1つずつ丁寧に確認しながら、経験を積んでいきたい」と意気込んだ。ボートレーサー養成所での成績は勝率4・15だったが、初日は4R6枠で初戦を迎える。

一方、藤森は172センチの長身で、高校時代は野球部で汗を流し、この世界に飛び込んだ。養成所での勝率は4・61。前々節、坪井康晴が優勝した58号機だが、「山田丈さんと足合わせをさせてもらって、下がる感じでした。(デビュー戦に向けて)緊張しています」とやや気配は心もとない感じ。3R5枠で初日を迎えるまでに、上積みできるか。