中山翔太(19=三重)は4日目以降に浮上の兆しがある。3日目7Rは6コースから5着。1Mを回ったところでは、連に絡めそうな位置にいたものの、2Mで外に流れた。「2Mがうまくいかないですね」と悔しそうな表情を見せる。

福岡初参戦の130期のホープは、デビュー1年で6勝している。その中には、池田浩二を相手にまくったレースも含まれる。だが、今節は4走して3着以内がない。この日、若林義人にペラのアドバイスを求めた。

「伸び型のアドバイスをもらって、自分でアレンジしました。伸びはいい方向に行っています」

機力は直線を中心に上向いた。「三重支部の人と合わせて、『良さそう』と言われました」と、試運転では問題ない。

「もう少し慣れないと、駄目ですね」と初の福岡にてこずっている面もある。4日目は2R6枠、7R5枠の2走。少しでも水面を克服して、今後につなげたい。