優勝戦1枠に収まった川原祐明(28=香川)は、準優12Rで「差されたと思った」と胸の内を吐露した。その隊形からでも押し切れるのは、相棒の38号機の力そのもの。節一クラスと評判の良機で、前検から動きが良く「エンジンが連れていってくれる」と全幅の信頼を寄せている。

多摩川は初優出となる。「初優勝をしたいので頑張ります」と気炎を上げる。エンジンパワーを信じて、スタートに集中し、22年3月の鳴門ルーキーシリーズ以来の4勝目を多摩川初優勝で挙げる。