シリーズリーダーの榎幸司(40=長崎)がインから他艇の攻撃を封じて下関初優勝を飾った。日増しに機力を上積みして3日目後半から5連勝を飾るなど、安定した走りを見せた。

「2日目から去年の今頃、調子の良かったペラの形が合って手応えをつかめました」と、普段は口数が少なく表情を変えない榎が興奮気味に話した。「スタートは遅れたけど、ターンは完璧でした。この優勝が復調のきっかけになりました。このリズムで夏場も頑張りたい」とにこやかな笑顔を見せた。