24場制覇の懸かる山田哲也(40=東京)が、ペースを上げてきた。前半4Rは5枠だったが、ピット離れ良く2コースを奪うと、俊敏に差して2着を確保。後半8Rはインからしっかり逃げ切って初白星を飾り、得点率も3位タイまで浮上した。

「前半ピット離れが飛んだのはたまたま。乗り心地は前検よりも良くなったけど、足は普通」とまだ上積みは必要だが、機力不足を補うスタート力は健在だ。予選ラストは8R2枠。準優1枠取りを目指し、冷静に差しハンドルを入れる。