繁野谷圭介(49=大阪)が、逆転で準優(11R)1枠を手に入れた。前日まで得点率は8位タイだったが、4日目に1、3着を奪い、予選3位まで押し上げた。

特に12Rは、道中4番手にいたが、必死に前を追い、最終3周2Mで前をとらえ、3着に食い込んだ。「1枠? ホンマでっか。頑張って良かった~」と喜んだ。4着ならば準優は2枠、価値ある追い上げだった。

仕上がりもいい部類に入る。「一番いいのは行き足。強い向かい風じゃなければスタートも大丈夫だと思う」。スタート力のある立間充宏、谷津幸宏ら地元勢を封じ、今年1月福岡以来の優出をもくろむ。