優勝戦は丸尾義孝(54=徳島)がインから力強く押し切り、18年8月浜名湖以来の優勝を飾った。

ファイナルは全艇がゼロ台のスタート。丸尾は「全然分かってなかった」と話したが、仕掛け遅れしないのはさすが。1M先マイを果たすと、そこからは独走に持ち込んだ。節間を通して仕上がりには不満があったが、最後は「いい感じでした」。調整が合った状態で臨めた。クールな丸尾だが、約5年ぶりの優勝に「うれしいです」と少しだけ笑顔も見せた。前節の蒲郡は準V、そして今回優勝と、確実にリズムは上昇。6月以降も好調な丸尾から目が離せない。