須藤博倫(45=埼玉)が、前検の手応えに、ひとまず胸をなで下ろした。「下がることがなかったです。スタートのやり方次第で(3本中)1本、分がいいかなと思った」と及第点をつけた。

前期は不調に陥り、今年7月からA2級に降級するが、今期は5月に入って、その流れを立て直しつつある。「前期に比べてリズムは良くなってます。でも、タイトルうんぬんは考えず、準優に乗れるように。でも、秘めるものはあります。目標に向けて頑張ります」。平静を保ちながら、闘志をにじませた。