ボートレースまるがめの「春のセンバツ ボートレース選手権大会」が3日、開幕する。

 今節は7日間のロングランシリーズでダブルドリーム戦制を採用。初日12R「ドリーム戦」1号艇は平尾崇典(48=岡山)。しかし、1月に転覆している2連対率23%の相棒17号機には「時間がなくて試運転ができなかった。しっかり把握できてないけど、数字のないエンジンなのは心配」と、スタート特訓直後はトーンが上がらなかった。

 一方、前検日から軽快な動きを見せたのが快速64号機を引き当てた古川健(37=広島)だ。このエンジンは2連対率こそ28%ながら、3節前の中間整備で激変しており、以降はエース級と言えるパワーを発揮している。「少し重さがあってハッキリしないけど特訓で分の良さを感じた。周りからも少し良さそうだねと言われました」と手応え十分。

 現在審査期間中(今月末まで)の2021年後期適用勝率は5・68。3期ぶりのA2級復帰圏内につけているように、好調をキープしている。初日は5R1号艇の1回乗り。絶好枠でしっかり結果を残して、開幕ダッシュを決めるつもりだ!