ボートレース宮島のGⅠ「宮島ダイヤモンドカップ」は5日、2日目を迎えたが、悪天候のため4R終了後に中止順延となった。

 そんな中、地元の大上卓人(30=広島)が1R絶好枠で登場。風速7メートルの追い風の中、コンマ16のトップスタートを決めて、逃げ切り快勝。ここまで4、3、1着と安定した航跡を披露している。「ターンで乗りづらさはあったけど、バランスが取れて悪くない。いい人とも直線で変わらない」と60号機に好感触を得ている。

 当地は近況3節連続で優勝戦に駒を進め、過去4度優勝しているドル箱水面。「まずは予選突破が目標。そして準優で自分のレースをして最後に12R(優勝戦)に乗れればいいかな」と今節のビジョンを明かした。好相性の地元プールで大暴れに期待だ。