ボートレースびわこの「ボートピア京都やわた開設14周年記念」は6日、予選の折り返しとなる3日目を迎える。

「アウト屋」から「自在派」に生まれ変わった沢大介(48=三重)が2日目4Rで3コースからまくり差してシリーズ初白星をゲット。ここまで3、4、1着と健闘している。

 大外一本のアウトサイダーとして鳴らした沢だったが、点数が下がり〝クビ〟も見えてきたことで前々節の宮島一般戦から枠なり進入での戦いにシフトチェンジ。「進入の時に自然と外に寄っていってしまう」など抜けないクセはあるものの、実戦を積み重ねることで慣れないスロー域での戦いにも徐々に順応。自在派に転身後の2節はいずれも予選を突破しており、成果は如実に表れている。

「今は基礎を固めている時期。ペラも極端な形に叩かず、あえてノーマルな形で人に聞きながらやっています。ペラで行ったり来たりはしたくないけど、勝負がかかったところでは伸び型にすることも考えています」

 3日目は番組の粋な計らいでメイン12Rに6号艇で登場。予選を上位で通過するためにも、ここはまさしく勝負どころ。元アウト屋の腕の見せどころだ。