ボートレースまるがめの「春のセンバツ ボートレース選手権大会」は5日、予選3日目を終了。6日(予選最終日)は準優進出戦への勝ち上がり(上位24人)を懸けて、さらなる熱戦が繰り広げられる。

 ここまでを終えて得点率首位に立つのは平尾崇典(48=岡山)。相棒・17号機の仕上がりは上々だ。5戦4勝3着1本、得点率は10・20と断トツ。SGタイトルホルダーらしい手腕を発揮して順調な航跡を描く。

 2位につけるのは島村隆幸(30=徳島)。以下、3位・山本隆幸(43=兵庫)、4位・岡村慶太(33=福岡)、5位・秋山直之(41=群馬)の順で平尾を追う。

 注目は先月の福岡クラシックでSG初出場を果たした岡村。ここまで5走して2、1、3、3、1着でオール3連対キープ。「スタート特訓の1本目は良かったけど2本目はイマイチだったのでペラ調整した。すると展示から良くて本番もいい状態で行けた」と笑顔を見せる。まるがめはV歴こそないものの、現在2節連続優出中でもありエンジン調整も手の内に入れている。

「レース(3日目7R)では左隣の大谷健太選手(32=埼玉)が良くなかった分、自分が〝一層〟良く見えたかもしれない。でも、展示タイムの通りで足はいい。この足なら十分なのでこの辺で調整する」と満足げな表情だ。

 予選ラストは7R5号艇(後半11Rは一般戦)で登場。上位着を取り切り、自力で準優進出戦の1号艇獲得といきたいところだ。