ボートレース宮島のGⅠ「ダイヤモンドカップ」は8日、準優戦に勝ち上がるベスト18が決まる予選最終日となる5日目を迎える(1日順延あり)。

 4日目を終えて得点率トップに立ったのは寺田祥(42=山口)だ。7日の6Rでは大外6コースから豪快なまくりを決めて、超高配当を叩き出すなど、4戦2勝2着1本で5、6着の大敗なし。しかも、まだ1号艇を残している状況だ。

 機力に関しては「試運転から伸びで少し分が良かった。エンジンの前評判を考えると(仕上がりは)いいですね」と舟足のレベルアップに成功し、満足そうな口ぶりだ。

 これまで当地では一般戦を含めて優勝経験がないが、今大会は絶好のチャンスとなりそう。予選ラスト2走も、しっかりポイントをまとめて、準優絶好枠、いや、予選トップ通過を狙う。
 
 続く2位は5戦2勝2着2本と安定した航跡を残す桐生順平(34=埼玉)。3位には伏兵・杉山裕也(35=愛知)が4戦1勝ながら全3着以内と健闘。地元勢では舟足好レベルの山口剛(38=広島)が4位にランクイン。

 一方、18位のボーダー下では20位・辻栄蔵(46)、21位・山崎裕司(39)が地元の意地をみせたいところ。さらに下位では27位・毒島誠(37=群馬)も厳しい条件からの勝負駆けでジャンプアップに挑む。