ボートレース桐生の「第14回ドラキリュウカップ・3世代対抗戦」は9日、予選2日目が終了。10日は予選折り返しの3日目を迎える。

 2日目は強風のため全レースで安定板を使用して実施されたが、そんな悪コンディションの中で最も輝いたのは地元の中堅・上村純一(40=群馬)だ。前半2Rは6号艇から5コースを奪取。すると4コースから仕掛けた佐藤大佑(30=東京)の動きに連動する豪快なまくり差しを決めて快勝。後半10Rは2コースからインの金子萌(30=静岡)をジカまくりで仕留めてバック突き抜けた。

 これで4戦3勝と初日メイン・ドリーム戦の6着大敗を帳消しにする連勝劇。「安定板がついて初日よりもいい感じでした。この水面でもかかっていたし、乗り心地も悪くなかった。足は全体的に悪くないと思う」と仕上がりも上々だ。

 来期(2021年後期)適用勝率は7点台に乗せており、自己ベスト更新は確実。前節の戸田で今年2回目のVも飾っており、近況は絶好調だ。3日目は9R・3号艇の1走。ここも勝って連勝を伸ばすようなら、2節連続Vも見えてくる。