ボートレース桐生の「第14回ドラキリュウカップ・3世代対抗戦」は10日、予選3日目が終了。予選最終日の4日目(11日)は、準優勝戦に進出するベスト18が決定する。

 3日目を終えて得点率トップに立ったのは、自身33回目の誕生日に連勝を飾り、5戦4勝2着1回で10・40とした中田竜太(33=埼玉)。「スリット付近は人並みですけど、回ってからの足はいいですね」とエンジンは出足系を中心に上位級に仕上がっている。予選ラストの4日目2Rも大敗は考えにくく、このまま予選トップ通過が濃厚だ。

 2位は5戦4勝で9・40の上村純一(40=群馬)、3位はオール3連対で9・20の橋本久和(50=群馬)と地元勢が追うが、準優好枠争いで注目したいのが8・80で5位につける佐藤大佑(30=東京)だ。

 3日目5Rは2コースから強力な伸びを生かしてジカまくりを決めると、同期同支部の加藤政彦(36=東京)との競り合いを制して1着ゴール。「伸びはトップ級です。3日目はターンの返り、回った後の足も良かった。仕上がりには納得しています」と完調宣言も飛び出した。枠不問のパワーを誇るだけに、準優勝戦以降、中田の最大のライバルとなりそうだ。