ボートレース津のGⅠ「開設69周年記念 ツッキー王座決定戦」は13日、熱戦の火ぶたを切る。今節もダブルドリーム制で行われ、初日12Rの「ツッキードリーム戦」は地元の絶対的エース・井口佳典(43=三重)が1号艇だ。12日の前検では「真ん中くらいで普通。追い風でスタートは届いていた」と中堅レベルの足色だったが、レースに行けば力を発揮してくれるに違いない。

 残る初日ドリーム組5艇のうち、もっとも気配が良かったのは平本真之(36=愛知)だった。「篠崎(元志、35=福岡)、深谷(知博、33=静岡)よりは伸びていた」と好感触。前検タイムは6秒76で、初日ドリーム組の中では一番の好時計をマーク。今節、台風の目になるかもしれない。

 予選スタート組では、エース17号機を引き当てた豊田健士郎(25=三重)が注目株。前検時点で気配抜群という印象はないが「パワーは感じた」と好手応え。先週、当地のルーキーシリーズで優勝したばかりという点も大きなアドバンテージで、こちらも大暴れ必至だ。