ボートレース浜名湖のGⅢ・オールレディース「HamaZoカップ」は13日の最終日12Rで優勝戦が行われる。出場メンバーは次の通り。

1号艇・池田浩美(44=静岡)
2号艇・平高奈菜(33=香川)
3号艇・倉田郁美(53=静岡)
4号艇・松瀬弘美(50=静岡)
5号艇・平山智加(35=香川)
6号艇・細川裕子(39=愛知)
 
 12日の準優勝戦は倉田、平高、池田の1号艇3者が逃げ快勝。この結果、池田が優勝戦の絶好枠を手にし、昨年8月の蒲郡以来、通算13回目のVに王手をかけた。

 ただ、今、勢いがある平高が怖い存在だ。相棒・25号機は機率25%と今シリーズのワースト機ながら、節間5勝を挙げる活躍。準優11Rは、差し伸びる2号艇の平山を振り切り1着ゴール。優勝した前節の福岡・ヴィーナスシリーズに続いて優出を決めた。

「差されたと思ったけど、何とか残せた。足はやっぱり普通に毛が生えた程度かな。ターンの押し感がイマイチでしたね。平山さんのほうがスリット近辺は余裕がありそうでしたよ」と逃げ切っても余裕はなかったようだ。だが「ワースト機にしては上出来でしょう」と優出できたことで表情は明るい。

「本体整備をしてもそう変わらないと思う。もう少し、気持ち良く回れるようにだけはしておきたい。ボチボチ頑張ります」と気負いはない。流れも良く、2節連続V達成も十分ある。