ボートレース大村のGⅠ「ダイヤモンドカップ」が14日、シリーズ5日目を迎える。9~11Rで行われる準優勝戦は1枠を手中に収めた9R・桑原悠(33=長崎)、10R・篠崎仁志(33=福岡)、11R・浜野谷憲吾(47=東京)が人気の中心となりそうだが、好配の使者として注目したいのが準優9Rに2号艇で登場する柳沢一(40=愛知)だ。

 4日目1Rはイン先行する山田康二を2Mで差して逆転。3日目12Rのまくり差し快勝に続いて、日またぎでのダブル白星だ。機力面でも「悪くないし、いいところはあります。行き足がいいし、伸びとか、道中の乗りやすさも悪くなかった。スタートのしづらさも感じない」と決して引けを取る足ではない。鋭い差しハンドルからバック突き抜けての優出一番乗りも十分とみる。

 また、準優10Rは今月末が選考期限となる「芦屋SGオーシャンカップのこともあるし優出したい」と気合の入っている3号艇の藤岡俊介(37=兵庫)、準優11Rは「久しぶりのミスターボーダー。4日目が1番良かった。好きな感じになっているし、自信を持ってレースに行けている」と話した6号艇の永井彪也(28=東京)のくい込みに要注意だ。