ボートレース宮島の「第14回楽天銀行賞」は14日に開幕。2日目の15日が早くも予選最終日となる。

 初日連勝の長野壮志郎(40=福岡)と1、2着の畑和宏(49=広島)は予選突破に王手をかけ、凡機で不安視された興津藍(40=徳島)もドリーム戦を逃げて初日4、1着。戦闘態勢を整えた。しかし、彼ら以上に足色が光ったのは2、2着発進の柳内敬太(31=兵庫)だ。

 手にした45号機は前節のGⅠ「ダイヤモンドカップ」で地元の上平真二(47=広島)が優出3着と好走したエンジン。柳内は「前検日にもらってから何もしていませんが、動いています。伸びは一緒でも、行き足と回ってからの進み方がいいです。上平さんが仕上げてくれていますね。ペラ調整? 今節、ペラに触れるつもりはないです。土砂降りの大雨が降っても触りません(笑い)」と上平の手腕を全面的に信頼する。2日目の相手は骨っぽくなるが、この足色なら舟券から外せない。