ボートレース大村のGⅠ「ダイヤモンドカップ」は15日、シリーズ最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われる。覇権を争うベスト6は次の通り。

1号艇・浜野谷憲吾(47=東京)

2号艇・篠崎 仁志(33=福岡)

3号艇・桑原  悠(33=長崎)

4号艇・柳沢  一(40=愛知)

5号艇・峰  竜太(36=佐賀)

6号艇・藤岡 俊介(37=兵庫)

 5日目(14日)の準優3番は人気の1枠トリオがしっかり逃げ3連発を達成し、予選トップ通過の浜野谷が優勝戦1枠をゲット。「準優が一番良かった。バランス取れて、特に行き足がいい。ターンの戻りもいい。もうここまでくれば欲を出してもいいよね」と上機嫌で、2018年10月住之江の高松宮記念以来、約2年半ぶりのGⅠVは目前だ。

 一方、一発候補として注目したいのが桑原だ。機力は「足は一番バランスが取れていた。抜けているところはないけど、いい部類だと思います。じっくり調整して勝てる仕上がりにしていきたい」と勝ち負けを意識できるレベル。

 地元勢でただ一人の優出とあって地元ファンの期待を背負う立場。本人も「地元GⅠを取りたい。そう簡単には取らしてもらえないだろうけど、(7月・芦屋)オーシャンカップ出場や、来年のクラシック(大村)を考えると自然体とは言えないし、気合が入りますね」と力強く言い切る。

 この頂上決戦も思い切りのいいSと攻めで栄冠をつかみ取るか。