ボートレース若松の「日本トーター杯BTS北九州MD開設15周年記念競走」が16日、開幕する。

 予選組では当地のエース〝四天王〟機のうち今節唯一、使用される38号を尾形栄治(45=東京)が手にした。また、初日12Rのドリーム組では長田頼宗(35=東京)が良機を獲得し、好ムード。この長田の逃げが人気の中心となりそうなドリーム戦だが、6号艇の地元・新開航(25=福岡)に注目したい。

 手にした14号機は機率37%の好素性機。前節、使用した金田大輔(37=岡山)は伸び特化型に調整し、まくりで3勝を挙げた。新開は「普段は出足型の調整だけど、伸び型はやってみたかったので楽しみです。本来は、まくるのが好きなので。伸びを生かせるようなレースをしたいですね」と笑顔を見せる。

 15日、前検のスタート特訓を終えて「チルトもペラもそのままで乗って、比較はできなかったけど伸びは少し良さそう。そのまま行きます」と話し早速、手応えを感じ取った。

「F持ちなのでスタートだけが課題です。若松はまだ優出したことがないので、初優出を目指して頑張ります」と意気込む。まずは初日、好発進を決めて流れに乗りたいところだ。