ボートレース大村のGⅠ「ダイヤモンドカップ」は15日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、浜野谷憲吾(47=東京)がイン逃げ完勝。今年2回目、GⅠは2018年10月の住之江・高松宮記念以来となる22回目の優勝を飾った。

 絶好枠の浜野谷は「3日間、同じところ、同じ時間帯を走っていたのでスタートは自信はあった」とコンマ07のトップスタート。スリット後も鋭く伸び切って1M先取り。回った直後には独走状態へ持ち込む完勝劇だった。

「スタート展示からだいぶ出ていったし、足はいいなと思っていた。ターンの戻りも良かったし、エンジンは問題なかった」と抜群の仕上がりで、約2年半ぶりとなったGIVの美酒に酔った。

 次走はボートレース下関で行われるプレミアムGⅠ・第22回マスターズチャンピオン(20日開幕)。「今年は年男なんでね。マスターズも、もまれながら頑張りたいし、5月には若松で(SG)オールスターもある。ナイターは好きなんで、コツコツ頑張りますよ」とさらなる活躍を誓った。