ボートレース蒲郡の「東海テレビ『最高のオバハン 中島ハルコ』杯」は17日、予選4日目を終了。5日目(18日)に行われる準優勝戦のメンバーが決定した。

 地元の渡辺俊介(34=愛知)が予選ラストの2Rを3コースからまくって快勝。得点率2位で準優勝戦10Rの絶好枠をつかみ取った。

 前節、土屋智則(群馬)が優勝を飾った16号機を駆り、序盤戦から舟足は強力そのもの。「バランスが取れて、最近の中でもかなりいいと思いますよ」とエンジンパワーを実感している。

 準優勝戦の1号艇を獲得したのは、最後に優勝した2019年8月の津・お盆レース以来となる。「あの時は3位通過だったけど、1号艇で僕より順位が上だった桐本(康臣)さんと井口(佳典)さんが負けちゃって、僕に優勝戦の1号艇が回ってきたんですよ。勝てる時は足だけじゃなく、流れもいいんですよね」と振り返る。

 今節は地元A1ランカーが不在とあって、ここまでくれば残り2日間、主役を務める気は満々だ。「やっぱり地元が活躍しないとダメですよね。お客さんからしたらオマエじゃない、って突っ込まれるかもしれないけど、それでも頑張りますよ」と笑いを誘った。