ボートレース桐生の一般戦が18日に開幕する。今節は6日間にわたる男女混合戦だ。

 初日メインの12R「桐生ドリーム戦」はGⅠ3V、SG優出3回の実績を誇る斉藤仁(43=東京)が1号艇に陣取る。手にした46号機は実戦向きで素性のいいエンジン。前検日は「初動のかかりが少し気になる」としながらも「足は伸びられることも伸びることもなく普通」とひとまず水準レベルはありそうな様子だった。

 その他のドリーム組では、横沢剛治(43=静岡)が前節でトップ級の伸びがあった好調75号機を引いたが、特訓後は「体感が違うし、伸びも周りと一緒だった」と平凡なムード。

 また、中沢和志(44=埼玉)、杉山貴博(40=東京)、金田諭(42=埼玉)も目立つような気配はなく、まずは中堅といったところだったが、岡祐臣(37=三重)だけは「直線に手応えがあった」と好感触をアピール。ドリーム戦は外枠5号艇だが、一撃もありそうな雰囲気を醸し出していた。

 一方、注目の女子勢力では、前節、優勝(上村純一=群馬)している47号機を引き当てた渡辺真奈美(30=東京)が「行き足からのつながりというか、足はすごく良さそう」と好感触をアピールすれば、塩崎桐加(28=三重)も「前検としては合格」とまずまずの動き。男子相手に波乱を演出するシーンが見られるかもしれない。