ボートレース住之江の「ルーキーシリーズ第8戦 スカパー!・JLC杯」は18日=5日目、予選を勝ち抜いた18人による準優3番勝負が行われる。

 予選3日目終了時点では得点率ベスト3に宮之原輝紀(23=東京)、中村泰平(25=愛知)、上條暢嵩(27=大阪)が8・80で並んでいたが、4日目を3、1着にまとめた上條が予選トップ通過。2位・中山将太(25=福井)、3位・宮之原となり、それぞれが準優戦の絶好枠を勝ち取った。

 そんな中、準優ラウンドのダークホースとして狙ってみたいのが井上一輝(26=大阪)だ。

 予選最終日の4日目前半4Rは1号艇から逃げ切り勝ち。後半9Rも5コースからコンマ07のトップスタートを決めてひとまくり! この日連勝と最高の形で予選を締めくくった。

 レース後は「足はいいですね。スリット近辺の足がいい。そこは◎がつく。出足、回り足も普通くらい。乗り心地も◎に近づけたら、もっと出足につながってくると思う」と、好仕上がりに満面の笑みを浮かべた。

 2021年後期適用勝率は6・54(17日現在)とA1復帰は濃厚だが「最近はリズムが悪かった。パンチがなかったので、今節は気合が入っているんです」と成績アップとともに、テンションも急上昇!

 準優10Rは3号艇。住之江では19年8月19日の「オール大阪」(お盆レース)優勝戦で、あの石野貴之、太田和美、湯川浩司ら超強豪を相手に大外6コースから勝つなど、ここ一番での勝負強さは折り紙つき。

「(優勝戦に)乗れたら何かチャンスはあると思うので、まずは優出できるように、しっかりと結果を出したい」とメラメラと闘志を燃やしていた。