ボートレース下関のプレミアムGⅠ「第22回マスターズチャンピオン」は21日、予選2日目を終えた。

 初日(20日)ドリーム戦は4着ながら良機・45号の底力をしっかり発揮して2日目に1、2着と巻き返したのが吉川元浩(48=兵庫)だ。前半5Rは3コースから2M差しで白星をゲットとすると、後半11Rも4コースから1M鋭い差しハンドルを決めて2着を確保。「ペラを叩いて良くなった。出足が良くなったし、伸びも瓜生(正義・45=福岡)選手と変わらない。回ってからのつながりがいい。エンジンがいいと思うし、全体的に見てもトップ級だと思う」と上位の噴きを見せている。

 初日DR戦を制した瓜生は前半6Rで5コースからコンマ09のトップスタートを決めると、3コース・橋本久和(50=群馬)、4コース・市川哲也(52=広島)が1M握り合う展開をしっかりものにして2着を確保。イン戦の後半12Rは1M先マイを果たすも2Mで舟が浮いてしまい、魚谷智之(45=兵庫)に差されて2着。ただ「(負けたのは)自分の問題。エンジンは動いていますよ」と足負けではないことを強調した。

 一方、初日連勝発進だった浜野谷憲吾(47=東京)は9R5号艇の1回走りで1M展開なく5着敗退。それでも「足の感じは悪くないよ」と変わらず気配は上々だ。他では3走して3着3本の原田幸哉(45=長崎)もトップ級の舟足を披露している。