ボートレースまるがめの一般戦が22日に開幕した。唯一の初日連勝と好発進を決めたのは三宅潤(36=大阪)。今シリーズ初陣となった3Rでは5号艇から4コースに進入。最内を鋭く差してバックで先頭に躍り出た。

 2走目の10Rは3コースから的確にまくり差しを決めて快勝。「ペラはだいぶ叩きました。どちらかというとターン回り系の足ですね。出足、乗り心地がいい」と好感触をつかんだ。2018年後期にA2からA1に降格。2021年後期適用勝率は7期ぶりのA1復帰ペースと好調モードに入っている。

 舟足は飛び抜けているわけではないが、初日連勝と最高の滑り出し。この勢いを生かして2019年10月以来となるVに突き進む。

 一方、V筆頭候補の平本真之(36=愛知)は初日メインのドリーム戦は絶好枠を生かして1着も5Rではパワー不足を露呈して5着。「伸びは悪いし、ターン出口でも押していない」と課題山積。底上げが急務となっている。