ボートレース下関のプレミアムGⅠ「第22回マスターズチャンピオン」は23日、予選最終日の激闘を展開。5日目(24日)9~11Rで行われる準優勝戦出場メンバー18人が出揃った。

〝難波の怪物クン〟の異名を取った太田和美(48=大阪)が逆転で予選トップ通過を決めた。4日目は6Rで3コースからのまくり、11Rは4コースからの差しで連勝! 舟足に関しても「伸びは自分よりもいい人がいるけど、行き足、回り足がいい。サイドが外れたりすることもないし、乗り心地もいい」と合格点を与えている。

 課題は「マスターズC」ならではの進入だろう。「普通のGⅠならチャンスだと思うけど、進入がねえ…」とポツリ。11R1号艇を手にしたものの、4号艇には生粋のインファイター・江口晃生(56=群馬)が控えており、不安材料になりそうだ…。

 それでもSG7V、GI19Vの実績を誇る〝本物の強豪〟のことだ、ここ一番では抜群の勝負強さを発揮して、王道を闊歩するはずだ!