ボートレース住之江の「住之江 GOLD CUP」は26日、初日を終了。今大会は4日間の短期決戦で27日(2日目)は早くも準優勝戦進出を懸けた予選最終日となる。

 初日メイン12Rのドリーム戦を制したのは1号艇の吉田俊彦(42=兵庫)。前半4Rも3号艇で出走して2着。2走2連対と堅実にまとめて得点率首位の座に立っている。

 準優好枠争いでは枝尾賢(39=福岡)に注目。前半6Rは6号艇で出走すると進入で動いて4コース確保。1Mまくり差して好位進出すると、2Mで橋本明(32=広島)をさばいて2着とした。後半12Rのドリーム戦も2号艇で2着。得点率4位とまずまずの位置につける。

 相棒の55号機は使用3節目。3月の初下ろし節に林美憲(46=徳島)がV達成している素性機だ。前検日から「起こしがもっさりして起きてこない。でも、走り出せば力強い感じがする」と感触をつかんでいた。初日2走を終えてからも「足はぼちぼち」と及第点のジャッジ。ただし「乗り心地は違っている。思い切ってレースできていない」とペラ調整を続行する構えだ。

 審査期末(4月30日まで)を迎えている2021年後期適用勝率は6・64(26日現在)。9期連続となるA1キープはほぼ確定しているが最後まで気を抜くことなく全力ターンで挑む。