ボートレース蒲郡の「マンスリーBOATRACE杯争奪戦」が26日に開幕した。

 V候補が集結した初日メインのドリーム戦は岡村仁(37=大阪)がインから押し切って快勝。岡田憲行(45=大阪)が2コースから差して続き、3着にも渡辺雄一郎(35=大阪)が入線し大阪トリオでワンツースリー決着となった。

 勝った岡村の舟足が一番光ったが、岡田も上々といえる動きだった。「展示タイムが(12Rの6人の中で)一番良かったし、足はエエと思いますよ」と確かな手応えをつかみ取っている。

 蒲郡は過去3V。最後に優勝したのは2018年の3月だ。「得意といえるかどうか微妙ですね。自分の中ではここはエエ時と悪い時がはっきりしてる感じ。ただ、今回の足やったら、エエ方になるように、と思ってるんですけどね」と笑い飛ばす。

 ドリーム戦の2着以上に価値があったのが、6号艇で出陣となった前半戦の8Rだ。5コース進入から1M4、5番手で立ち上がると、道中機敏にさばいて3着を確保。「この足やったら楽しみはある」。

 2日目は3R3号艇、10R5号艇の2回走りだが、ともに展開ひとつで上位争いできるだけの舟足はある。