ボートレース児島の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」は8日、予選最終日となる4日目が行われる。男女それぞれ予選上位6選手が準優勝戦に進出。レディースの首位は地元の田口節子。ルーキーズは新開航。団体戦は初日から3日連続の4―4とがっぷり四つの状態が続いている。

 個人戦、団体戦とも後半戦のカギを握りそうなのは気配を上げてきた中村日向(25=香川)だ。

 2022年前期にA1初昇格を果たしたが、2022年後期はわずかにA1ボーダー勝率に届かず7月からA2になることが決まった。前節の尼崎では中村同様にA2降格が決まった同支部先輩の木谷賢太と「2人で勝率7点台取ってA1に復帰しよう!」と誓いを交わしたという。

「また一から頑張ります」と心機一転、臨んだ今節。序盤は6、5着と出遅れたが、2日目9Rで2コース差しで白星をゲット。3日目9Rも逃げて快勝と巻き返しに転じている。「自分の形のペラにして良くなりました。機率よりは動いているし、普通くらいはあると思う」と機の底上げにも成功した。

 3日目終了時点で男子得点率7位と準優勝戦に進出できるベスト6まで、あと一歩のところに浮上してきた。先輩との約束を果たすためにも、まずは予選突破を狙う。